2012年03月02日
きんぐシーサーの威力
今日は歌のパワーについて語りたいと思うよ。
で、
話始めに前置きから。
オイラPCでの作業中はBGとして音楽じゃなくて映画とか流してる事が多いんだ。
音楽聴くよりもコッチの方がそれに集中しなければ雑音として流せるから作業に集中しやすいんだよ。
曲かけてるとついつい口ずさんだりして案外集中力を欠いでしまう事が多くてさ。
何回も見てる映画とか、全然内容が気にならない用な単純なアニメとか流してるよ。
で。
最近は
ガキの頃の空気物
ってブームがオレん中で到来しててさ?
昔懐かしいのをレンタルしては流してる。
そん中からなかなかオモロイの見つけてさ。思わず所々見てしまったから、おすそ分け。
「ゴジラvsメカゴジラ」をリバイバルしたんだよ。
より古い方ね?
昔懐かしの。
見たのは小1とかそんくらいん頃なんでうろ覚えだったんだけど、何かキングシーサーとかって沖縄系の怪獣が登場してた記憶があってさ?
何かもー無性にソイツが気になりだしたから観る事にしたんだよ。
さすがに昔の特撮なだけあって、色んな設定がぶっ飛んでてなかなかの代物だったんだけどさ。
おかげでなかなか無視しきれずに最後までチョコチョコ見てしまったんよ。
もぅ初なっから劇中の沖縄感がオモロくって!
何か最初はね、
琉装に花笠かぶったおねーさんが城跡で琉舞踊ったりしてて、そこに「やまと〜」嫌いの仙人みたいなじい様が登場したりで沖縄感満載なんだよ。
琉舞もちゃんと琉球民謡っぽいのバックで踊ってるし。
劇中の舞台も沖縄中心だし、何か地元感満載だった。
沖縄人、花笠のねーちゃんと仙人くらいしか出ないけどね。
なんかやたら琉球感出してた。
で、
本土でメカゴジラが暴れまくっとる!
あっ!
アイツ沖縄来やがった!
このままでは琉球が壊滅してしまう…っ!
くそ〜、やまとーめ〜っ!
くらいの流れでさ。
このままじゃヤバいからウチナーの守り神「キングシーサー」を眠りから起こさんと!!
ってなって。
で、それには花笠ちゃんだけがキングシーサーを呼び起こせるみたいな?
そんな流れだった、
多分。
そして、満を持して。
満を持して花笠ちゃんが伝説のキングシーサーを呼び起こすぜと!
海に飛び出したんだよ!
私の唄で目覚めよっ!
って勢いで。
何かムード歌謡が流れてきてね。
いやいや、
えっ?
琉球民謡は?
いや、だって…
映画冒頭でわざわざコレが沖縄の伝統的な唄なんだよね!
ってしっかり前フリまでしといて、
もーあの冒頭からずっと演出じらーしてたフリを活かすトコはココ意外ない!
ってくらい高ぶった民謡フリをっ!
そんなんお構いなく、花笠ちゃんメッサ歌い出したんだ。
ビジュアル的には琉球民謡に対して仙人より思い入れ強そうだったのに…。
もー面白いくらいカッツリした伴奏の中1人。
ムード歌謡を。
見晴らしのイイ浜辺にバンドっぽい人影見当たらんかったけど、しっかりしたメロディーを奏でて。
しかもちゃっかり2番まで。
ただの復活フリにしては結構尺とってるよね。
キングシーサーそれでしっかり目覚めちゃうし。
仙人のじーさんKシーサー見て
やまと〜倒せ!
とか言い出すし。
基本あんま怪獣騒ぎはどーでもイイらしい、
一緒にいるメンバー4・5人いたけど、花笠ちゃん以外みんな“やまとー”だったけどね?
でもさ?
この映画、沖縄感めちゃ強いけど基本、ゴジラメインの映画だからね?で、敵は1匹。バランス考えたらそーなるんだろーけど、
鳴り物入りで出てきた割にはやっぱキングシーサー弱いし…。
ほぼゴジラっちの1人勝ち。
もー、何で出てきちゃったんだ?オマエ…
ってくらい見せ場なくボコられただけだったくせに、
最終的にオレが全てを終わらせたぜ!
くらいの勢いの厳かさで帰っていくし。
ホントに
素晴らしぃ映画でした。
どーでもイイけど、
オレやっぱ旧メカゴジラのビジュアル好きっすわ。
あの分かりやすいメカさ加減がなんとも…。
昔、小学校低学年くらいの頃
まだプラモなんてBB戦士作るので四苦八苦してた頃に、
アレやコレや駄々こねて手に入れたメカゴジラプラモが接着剤必須の無塗装状態に絶句したのを思い出したよ。
アレはヘコんだなぁ〜
塗装とか以前に、
接着剤無しでは組み立てられもしないとか、あん時んオレにはさすがにハードル高すぎた…
あの、“作れない”って諦めた瞬間の興味薄れるのの尋常じゃない速さ?
あ…、
コレいらねっ
ってゆーテンションね?
とても哀愁を感じます。
Posted by アンドレ at 23:50│Comments(0)
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